BoltzEngine とシステムの接続を計画する

BoltzEngine とシステムの接続にはいくつかの方法があります。

BoltzEngine と直接接続する

BoltzEngine では、送信先のプッシュトークンの特定・メッセージの組み立てを行い、BoltzEngine に配信をキューイングするプログラムのことを「ゲートウェイ」と呼びます。BoltzEngine はゲートウェイから送られた送信リクエストをAPNsやFCMといった通知サービスへ配信します。

このゲートウェイを独自に構築することで、あらゆるシステムから BoltzEngine を利用することができます。

ゲートウェイとBoltzEngineの間は、gRPC によって接続できます。gRPC は BoltzEngine メインの API インターフェイスとなっており、全ての機能が使用できます。

また、HTTP API Proxy を追加で起動して REST API で呼び出すことができ、一般的な HTTP API との連携の形で実装することも可能です。

開発の必要な範囲

以下の範囲の開発が必要です。

  • トークン管理用のデータベース
  • アプリ向け API
  • 配信管理機能(必要に応じて CMS などを構築します)
  • 配信キューイング機能(ゲートウェイ)

CSV ファイル連携で接続する

バッチ処理などで定期的に送信するという場合、CSV ファイルを使った連携が可能です。送信先のトークンとメッセージを一覧にした CSV ファイルを連携元システムから書き出し、CSV ゲートウェイコマンドを実行することで BoltzEngine に通知配信をリクエストできます。

詳しくは BoltzMessenger API リファレンスをご覧ください。

開発の必要な範囲

以下の範囲の開発が必要です。

  • トークン管理用のデータベース
  • アプリ向け API
  • 配信管理機能(必要に応じてCMSなどを構築します)
  • 配信キューイング機能(CSVに出力し、CSVゲートウェイコマンドを実行する)

BoltzMessenger で管理をする

BoltzMessenger が提供する「全体配信」「予約配信」「チャンネルによる配信先選択」「簡易なセグメント振り分け」といった機能を、 BoltzMessenger Admin の管理画面からご利用の場合は BoltzMessenger のサーバープログラムをサーバーにインストールし、SDKをアプリに組み込むのみで対応が可能です。

開発の必要な範囲

サーバーでの追加の開発は不要で、BoltzMessenger をインストールするのみで使用できます。

BoltzMessengerと連携して配信する

BoltzMessenger Admin には、BoltzMessenger のデータベースに登録されている端末に対して送信するための API があります。既にメール配信サービスなどで配信管理用画面をお持ちの場合は、BoltzMessenger Admin の API を使い、配信することができます。送信が可能な範囲は、BoltzMessenger の「全体配信」もしくは「チャンネルによる配信先選択」の範囲のみです。

詳しくは BoltzMessenger API リファレンスをご覧ください。

開発の必要な範囲

以下の範囲の開発が必要です。

  • 配信管理機能 (BoltzMessenger Admin の API を呼び出して配信を実行する)

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