
Android 版の BoltzMessenger SDK を使用する
BoltzMessenger のサーバー部分のみを利用して、アプリにプッシュ通知機能を実装する方法です。
アプリ側の要件
アプリ側には以下の条件が必要となります。
- Android Studio 3.0 を使用します。
- Minimum SDK は Android 4.1 (API Level 16) 以上を指定する必要があります。
SDK の取り込み
組み込み対象のアプリを Android Studio で開き、app フォルダを右クリックして [Show in Explorer] もしくは [Reveal in Finder] を選択します。
BoltzMessenger のソースコードから boltzmessenger-sdk フォルダをプロジェクトの app フォルダと同じ階層にコピーします。
プロジェクトの settings.gradle を開き、以下の行を追加します。
|
|
次に、Module: app の build.gradle に以下の行を追加します。
|
|
このとき、missingDimensionStrategy には使用する SDK の種類により切り替える必要があります。
構成 | matchingFallbacks |
---|---|
FCM のみ | gcmOnly |
ADM のみ | admOnly |
FCM 及び ADM | anyService |
FCM を使用する設定
FCM を使用する場合は、Gradleに以下の設定が必要です。
プロジェクトの app フォルダの中に API キーを発行した際にダウンロードした google-services.json をコピーします。
Project: (プロジェクト名) の build.gradle に以下のように com.google.gms:google-services:2.0.0
の参照を追加します。
|
|
次に、Module: app の build.gradle の最後に以下の行を追記します。
|
|
AndroidManifest.xml を開き、以下の設定を追加します。([アプリのパッケージ名] は適切な値に置換してください)
|
|
次に、以下のような FirebaseListenerService クラスを作成します。(@Override を指定しているところは適宜変更してください)
|
|
ADMを使用する設定
ADMを使用する場合、ダウンロードした Amazon アプリ・ゲームサービス SDK からamazon-device-messaging-(バージョン).jar
を、プロジェクトの app フォルダの中に libs フォルダを作成してコピーします。
次に、Module: app の build.gradle に以下の行を追加します。
|
|
AndroidManifest.xml を開き、以下の設定を追加します。([アプリのパッケージ名] は適切な値に置換してください)
|
|
次に、以下のような AdmReceiver クラスを作成します。(@Override を指定しているところは適宜変更してください)
|
|