性能試験を行う方法はありますか

大量通知を行なった場合のサーバの負荷試験を行いたい場合、大量のトークン・登録ID(以下トークン)が必要になることがあります。この場合、実際に端末を用意しなくても、同じトークンを使いまわすことで類似の試験を行うことが可能です。

実施方法

まずは、トークンの取得を行うアプリを作成し、トークンを集めます。1つのトークンを繰り返すと途中でエラーになる場合があるため、なるべく複数のトークンを用意したほうが良いと思います。ここでは、以下の3つを使うようにしました。(サンプルのためトークンの長さは短くしています)

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0bdc88e4b7324b58c0494f0582cfed7d
c0162b29891051257faa3f04d5f9857a
13410215e7031ff9dc9060015dd324fc

次に、これを性能試験に必要なだけ繰り返します。例えば以下は、REST APIで通知を行う場合のリクエスト例です。

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{
    "Messages": [
        {"Token": "0bdc88e4b7324b58c0494f0582cfed7d", "Payload": "{}"},
        {"Token": "c0162b29891051257faa3f04d5f9857a", "Payload": "{}"},
        {"Token": "13410215e7031ff9dc9060015dd324fc", "Payload": "{}"},
        {"Token": "0bdc88e4b7324b58c0494f0582cfed7d", "Payload": "{}"},
        {"Token": "c0162b29891051257faa3f04d5f9857a", "Payload": "{}"},
        {"Token": "13410215e7031ff9dc9060015dd324fc", "Payload": "{}"},
        .... (略) ...
    }
}

繰り返す際に、同じトークンが連続すると途中でエラーになる場合があります。上記のように全体を繰り返すようなリクエストを行なってください。

注意事項

何度も同じトークンを使って通知を行うため、同一の端末へ大量の通知が届きます。稀に端末が再起動することがありますので、使用する端末は一時的に利用不可となっても支障がないものをお使いください。

また、同一トークンへの短時間での高頻度リクエストはサービスプロバイダより送信制限を受ける場合があります。 このような場合は、トークンの絶対数を増やして同一トークンへのリクエストが集中しないように緩和策を検討してください。

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