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• 仕様と制限について

仕様と制限について

• BoltzEngine の入力 API の種類はどのようなものがあり、どのような違いがありますか

  BoltzEngine は、送信情報入力 API として、net/rpc、HTTP API Gateway(http-proxy)、CSV入力コマンド を持ちます。

  • gRPCバージョン 2.0 から利用可能な API です。
  • net/rpcBoltzEngine 標準の通信 API です。
  • HTTP API Gateway (http-proxy)BoltzEngine の RPC API を REST の API として使用できるように動作するプロキシサービスです。
  • CSV 入力コマンドCSV に送信する通知を指定して一括で送信することができます。
• BoltzEngine はどのポートを使用しますか

  使用するポートを一覧でご案内します。
• BoltzEngine はどこと通信しますか

  スレーブノードを動作させるサーバーからプッシュ先システムのサーバーに対する十分なネットワーク帯域を用意する必要があります。

  • マスターノードマスターノードは通知リクエストを受け付けるサービスです。
  • スレーブノードスレーブノードは APNs、FCM、ADM および WebPush と通信するサービスです。
  • 認証サービスノード認証サービスは、APNs(HTTP/2) で利用する認証トークンを管理します。
  • ToolsBoltzEngine 付属のツールは、それぞれ以下のプロトコルに対応しています。
• BoltzMessenger の通信制限の方法

  BoltzMessenger は外部からの通信を受け付ける必要があります。
• BoltzEngine の並列動作

  BoltzEngine は、Master と Slave のプロセスが連携して動作します。

  • Slave の動作仕様Slave は、Master から同時に受け付けることが可能な通知リクエスト数が決まっています。
  • Masterの動作仕様Masterは、自分が扱えるSlaveのmax_agentsを全てまとめて、同時に利用するワーカーを構成します。
• 配信数に制限はありますか

  配信数に制限なくご利用いただけます。
• 通知の有効期限と速度制限はどのように動作しますか

  BoltzEngine が提供する速度制限と有効期限について説明します。

  • BoltzEngineのスケジューラについて前提として、BoltzEngineがどのようにクライアントからのリクエストを処理するか説明します。
  • 各フィールドの動作Expiration は有効期限を表し、通知キューから取り出した時点で期限を超えていた、または最初から期限切れだった場合はエラーをレスポンスで返します。
  • 有効期限と速度制限を同時に設定した場合有効期限付きの通知で速度制限を行なった場合、通知量によっては送り切るよりも前に期限が切れてしまうケースが発生します。
• BoltzEngine を導入できないケースはありますか

  使用規約に同意できない場合のほか、ネットワーク環境の状況により導入できないケースがあります。
• BoltzEngine はどのようなリトライを行いますか

  BoltzEngine が行うリトライの仕様をご案内します。

  • 1メッセージあたりのリトライ回数初回を除いて6回リトライします。
  • リトライ間隔前回のリクエストから1秒, 2秒, 4秒…のように間隔を開けてリトライします。
  • 通知の有効期限とリトライの関係BoltzEngine では各メッセージに有効期限が設定できます。
• 動作に必要なサーバースペックはどの程度ですか

  推奨スペックは記載の通りです。

  • 推奨スペック同時に取り扱う通知が 100 万通を超える場合はよりメモリが必要になることがあります。
• 推奨されるサーバー OS はどれですか？

  推奨している環境と、それ以外の動作可能な環境を記載しています。
• Firebase Cloud Messaging(FCM)を経由してiOSデバイスにプッシュ通知を送信できますか

  FCMを経由してプッシュ通知を送信することは可能です。

  • 制限事項APNsペイロードの以下のキーを使用する場合、BoltzEngine 2.5 以上が必要です。